ホームページのプライオリティ

このページでは、貴社におけるホームページの優先度(プライオリティ)を定める為の指標をご用意し、該当する度合によって考えられるコストや労力等を掲載しておきます。

ホームページの立ち位置を事前に理解しておきませんとサイト・プランニングを誤ってしまう危険性があります。
また、目標値の設定や費用面、プロモーション費、運営/管理における時間や労力、事業との関連性、クロスメディア連動他、支障をきたす恐れがあり、無駄を増やしてしまいます。

プライオリティ項には、それぞれ、優先度、コスト、プロモーション費、運用管理、マーケティングの各種ファクターを、A〜F迄の6つの段階で指標として表記しております。

 ホームページ・プライオリティ種別

オンラインサービス提供元や売上における主要事業としてのホームページ

優先度:A コスト:A プロモーション費:A 運用管理:A マーケティング:A
何かしらのオンラインサービスを断続的に提供し続け、且つ、これが売上のメインとなる事業、若しくは、その法人を代表するコア・コンピタンスに該当するサイト等が該当します。
このタイプのホームページを運営している場合、技術者やマーケターは自社に存在し、常時、ミーティングを重ね、リサーチし、アップデートを繰り返している筈です。
従って、本来、弊社のような業者は不要です。しかし、現実には、自社だけで目標をクリアするのは不可能です。その理由として上げられるのは、効果の飽和と特化における他サービスへの知識の乏しさが該当します。
例えば、オンラインゲームを提供している法人の場合、そのオンラインゲームにおけるマネタイズやプロモーションの仕方を熟知してはいるものの、コンシューマ数や売上額が飽和した場合、別途サービスを立ち上げて、並列的に実施しなければならない、と云う拡大論理に陥ってしまい、1サービスからの派生や展開法に迄、アイデアが回らず、リソース不足を露呈する傾向が高い為です。
弊社では、コンサルティング業務の通じ経て、様々な分野に通じておりますので、各分野に特化した状況においては考えつかない様なアイデアや仕組み、マーケティング、及び、そのマネタイズ迄をご提供出来ますので、是非、ご一報下さい。

売上の殆どがネットショップに頼っているECサイト

優先度:A コスト:C プロモーション費:B 運用管理:B マーケティング:B
実店舗を持っていない、或いは、実店舗よりもオンラインショップの売上の方が勝っている場合、最早、インターネットから引くに引けない状態にある筈です。
本来、これが事業として適切であるか否かは置いておき、この様な状況にあるホームページの場合、効果の飽和を速やかに見極め、様々な媒体への展開を考慮し、且つ、スピーディーに仕掛ける必要があります。
ECサイトのオーナーが陥りがちな欠点として、過去の運営実績において、効果が大きかったもの(その多くが錯覚なのですが)に頼ってしまう傾向にある、と云う点です。
売上と云う実数に引っ張られる傾向が高い為、間接的な原因や副次効果を軽視する傾向が高い、と云う盲点があります。
売上が飽和、或いは、売上上昇傾向が鈍化したら、いよいよ危険です。是非、一度、弊社にご連絡下さい。
また、本質的に事業形態に問題点が御座います。法人として適正化する上で、弊社のコンサルティングをお勧め致します。

ブランディングに活かすホームページ

優先度:B コスト:C プロモーション費:C 運用管理:A マーケティング:B
自社、或いは、自身のブランディングに役立てたいと思っているホームページの場合、そのプライオリティは必然的に高くなります。
インターネットと云う媒体は、以前よりは遙かに、受動的なユーザーへの影響力の割合は高まっていますが、まだまだ、能動的なユーザーへの指向性が強い媒体です。
従って、ブランディング構築には、高度なマーケティングが必要になる上、コストや労力が伴います。
中途半端なブランディングへの意識や費用は、効果としてはゼロに等しい、と云えます。逆に云えば、例え個人であっても、数千〜数万人のファンを獲得する事ができ、これは十分なブランディングに繋がります。
本格的なブランディング獲得を目指す法人や個人の方は、弊社のブランディング戦略をお勧め致します。

営業や売上のサポート的立ち位置になって欲しいホームページ

優先度:E コスト:E プロモーション費:C 運用管理:E マーケティング:C
プル型としてのマーケティングに役立てたい、営業に役立てたい、実店舗の売り上げを少しでも補填する上のECサイト、ユーザーや消費者の反応を少しでも見たい、そんな感じのホームページです。
Webに期待している、或いは、僅かながらにWebでの効果を知っている、そんな法人や運営者の求め得るホームページ、と云えます。
このタイプのホームページの場合、サイトの運営そのものや管理に関しては、比重を小さくし、しかし、効果を得たいと云う思惑があり、優先度やコストに関しては、リソースや限界利益率との兼ね合いから、あまり比重を置けない、と云う課題もあります。
従って、プランニングやマーケティングの重要度は高まります。尤も、この様な状況の場合、売上規模がそれ程大きくない法人である事が多い為、効果の最大化(効果飽和点)に迄は達しない場合が常です。
故に、サイト制作やマーケティングにおける委託先の選定が重要になってきます。

マネタイズに直結し得ない団体や組合の共同ホームページ

優先度:F コスト:E プロモーション費:F 運用管理:F マーケティング:E
同地域における同業種の共同ホームページや集合住宅の自治会のホームページ、中小零細企業による何等かの組合や組織のホームページ、商店街のホームページ等がこれに該当します。
本来、その団体や組織が、本気で参加者や加入法人の利益共有を目指しているのであれば、プライオリティは遙かに上昇し、必要となるコストも跳ね上がりますが、そこ迄、マーケティングを意識した団体や組織を殆ど見た事が御座いません。
この手のホームページの場合、やはり紹介用のパンフレットの様なレベルでプランニングされる事が専らであり、資金の流れが参加者や加入法人から徴収された費用で賄われる為、程度の低いサイトとなる事が殆どです。
益がない、或いは、益が乏しい事を参加者や加入法人も知っており、誰も本気ではない為、安いホームページに仕上がり、効果は皆無となります。
弊社では、このタイプに該当するホームページ制作やシステム開発は、お断りしております。但し、本気で取り組まれ、少しでも効果を高めたいとお考えの団体や組織の皆様がいらっしゃいましたら、お問い合わせ下さい。尚、各種ファクターは、一段階上昇致しますのでご注意下さい。

捨て看板的ホームページ

優先度:F コスト:F プロモーション費:F 運用管理:F マーケティング:F
取り敢えず、あれば良い、そんな感じのホームページがこれに該当します。
売上の全てが下請けの場合、或いは、自治体の事業を入札する業種等は、この手のホームページを用意する事が多いです。
ホームページがないと恰好がつかない、そんなイメージでしょうか?
新会社法施行以前の家族経営の法人が、売上規模に見合わない株式会社を設立するのに似ています。
実質、Webマーケティングが不要な法人であれば、ホームページは作らなくても十分であり、作ったとしても捨て看板程度でしょう。
但し、少しでも集客を意識しているのであれば、この手のタイプのホームページでは駄目です。と云っても、Webマーケティングにおける知識が不十分、且つ、効果を実感した経験が皆無である為、作っただけのホームページとなるパターンが多い様です。
残念ながら、弊社では、このタイプに該当するホームページ制作の受託は、全面的にお断りしております。
このタイプのホームページであれば、無料ホームページ作成ASPを利用するか、テンプレート制作を行う印刷業者に頼み、安価で作成代行して貰うのが妥当でしょう。

お電話でのお問い合わせは「043-238-0430」迄、お気軽にご連絡下さい。

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