ブランディング戦略

ブランドとは、ある製品や企業そのものに対するイメージをいいます。但し、同一のターゲット層のニーズを満たす他社製品や企業と何らかの手法・品質・特性で差別化する為の要素を持つものをいいます。

マーケティングとブランディングは同じ市場活動においては変わりがないように見えます。その違いは実行段階のプロセスを鑑みると、下記のような事がいえます。

  • マーケティングはプッシュ型、ブランディングはプル型
  • マーケティングはストレングス(強さ)、ブランディングはカリスマ(魅力)
  • マーケティングは顧客を突き動かす力で、ブランディングは顧客を引き付ける力
  • マーケティングは攻撃的な手法で、ブランディングは包容的な姿勢
  • マーケティングは即効性で、ブランディングは持続性

ターゲットに近付く戦略か、近付いてもらう戦略、それがマーケティングとブランディングの差異です。目的とする処は同じですが、その手法と理論は正反対、という訳です。
一般に、これらをマッチさせ、インテグレーションしながら最適な方策を練って、実行して行く事が肝要なのです。

ホームページは、というとプル型であり、相手を引き付ける力が必要であり、魅力が不可欠な要素、といえます。
SEM等に見られるキーワードの選択と検索エンジンにおける検索結果は、そのまま、そのサイトに特定キーワードを関連付ける事からブランディング戦略の要素が色濃く、これをオンラインブランディング、或いはWebブランディング、と呼びます。

他メディアにおけるマスマーケティングは、意図していない第三者に対し、強制的且つ一方的に情報配信されるので、如何に効果的に訴求し、連想させ、期待に応えるか、が重要となり、それがエンターテイメント性が必須な要因となり、これに集中する事で有用性を図るのです。
Webブランディング戦略は、訪問しに来たユーザをどのように満足させるか、という主題の一歩前の、如何に引き付ける力を補強し続けるか、が始めに問われます。その為には、マスマーケティングのようなエンターテイメント性は二の次で、より理想的な構築論が必須となります。これが叶えば、能動的且つ積極的に動ける、という観点からアクティブなプル型、という認識の基、目的意識の整合性を包括的に捉え、処方する事で揺るぎないブランディング戦略への礎を築く事が可能となります。

ブランドへの認識

消費が冷え込んでいてもブランドイメージの高い企業の商品やサービスの消費が急激に落ち込む事はありません。むしろ、消費が冷え込んだ時にこそ、その地力が発揮されます。
それだけ、ユーザーは聞き慣れた、或いは見知ったものに対し、依存する事が上げられ、だからこそ、ブランド戦略は重要な要素となるのです。

  • 属性(製品・サービス・事業・エリア・ターゲット等)
  • イメージ(期待・想像・印象)
  • ベネフィット(機能的便益・自己表現便益・心理的便益etc.)
  • パーソナリティ(連想される人格)
  • ブランド自体のアイデンティティ(価値観)
  • ブランドへの態度・対応(合致・嗜好性・品質・欲求)

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